交通事故に関する質問

交通事故で警察が自分の言い分を聞いてくれません

例えば、「自動車を運転中に人身事故を起こしてしまったが、急に被害者が車道に飛び出してきたことが事故の原因だ」という場合、警察は被害者の言い分だけを信じて、加害者側の言い分に取り合ってくれないことがあります。
このようなケースでは、直ちに弁護士に刑事弁護を依頼すべきです。

具体的な弁護活動としては、次のとおりです。

証拠となる実況見分調書、被害者の供述調書などをもとに被害者の供述内容を争っていきます。
実況見分調書は、交通事件が多数あることもあり、件数をこなすことが優先されて正確な実況見分が行われているとは言いがたい現実があります。そこで、弁護士は実況見分の記載内容から矛盾点がないかを検討していきます。場合によっては、警察に再度の実況見分を求めることもありえますし、弁護士が事故現場に出向いて現地調査をして実況見分の間違いを指摘することもあります。

また、被害者の供述は車道には飛び出してはいないとのことですが、それ以外の被害者の供述証拠を検察官に開示請求して、その他の被害者の供述証拠の内容などに矛盾や供述の変遷がないかを調べます。

これらの準備、調査を踏まえて、被害者の供述調書を不同意にすることで、検察側証人としての被害者の証人尋問で被害者を弾劾して被害者の供述の信用性を低下させることで、無罪を勝ち取ることを目指します。

[質問63]