泥酔状態で器物損壊→示談を取り付け告訴取り消し・立件なし

[事例 533] 暴力事件 器物損壊
性別 男性 相談に至った
経緯
・前科をつけたくない・不起訴にしてほしい
・示談したい
年齢 20代
職業 会社員
罪名 器物損壊
弁護活動の結果 立件なし

背景

仕事後に朝方まで多量の飲酒をして、泥酔状態で意識もうろうとして鉄道会社の器具を蹴飛ばして損壊した事件で、弁護士泉義孝が弁護依頼を受けました。

弁護士対応 - 鉄道会社と示談交渉

鉄道会社は犯罪に対して厳しい見方をするもので、示談に全く応じていただけない鉄道会社もあります。それを踏まえて示談交渉を粘り強くしたところ、示談に応じてもらうことができました。

器物損壊罪は告訴が犯罪の成立要件となる犯罪のため、示談書には鉄道会社が告訴を取り消すとの内容を入れて示談を成立させました。

結果 - 書類送検なしで捜査終了

示談を受けて鉄道会社が所轄の警察に告訴取り消しを行い、その結果、事件は立件なしとなり検察庁への書類送検なしで捜査を終了し事件が解決しました。

弁護士からのコメント

同じように泥酔状態で鉄道会社建物に付属しているガラスを蹴破って建造物損壊罪に問われて事件の弁護を担当しましたが、泥酔状態であって意識もうろうとした状態での犯行であること、警察の取り調べを受けて本人が反省しており、鉄道会社への謝罪の手紙を書き弁護士泉義孝を通して鉄道会社の責任者に渡したことなどを評価していただき、示談成立となり、不起訴処分となりました。

泥酔状態となり意識もうろうとして犯罪を起こして弁護の依頼を受けることは珍しくありません。その折には、泥酔状態での犯罪の弁護経験豊富な弁護士泉義孝に是非ご依頼ください。