電車内で若い女性を盗撮→警察が捜査するも示談獲得で不起訴

[事例 542] 性・風俗事件 盗撮
性別 男性 相談に至った
経緯
・前科をつけたくない・不起訴にしてほしい
・示談したい
年齢 40代
職業 会社員
罪名 迷惑防止条例違反
弁護活動の結果 不起訴

背景

依頼者の方は、仕事上のストレスが原因で度々盗撮を行っていましたが、盗撮を重ねるにつれて犯行態様が大胆となり、今回、近くにいた方が発見して本人を下車させて駅員室に連れていき、駅員が警察を呼びました。

そして、パトカーが到着して警察署に連行し、取り調べ後、家族が身元引受人として迎えに来て帰宅。その後弁護士泉義孝に弁護依頼があったものです。

弁護士対応 - 早急に示談交渉を開始

弁護士泉義孝が弁護依頼を受けて、直ちに弁人選任届を警察署に提出するとともに、担当の生活安全課担当刑事に連絡して被害者の連絡先を開示してもらい、早急に示談交渉をして示談を取り付けました。

結果 - 不起訴処分を獲得

示談を成立させることができ、不起訴処分となりました。

弁護士からのコメント

2023年7月の性的姿態撮影等処罰法(略称)の施行に伴い、盗撮の厳罰化が進み、以前は盗撮では稀であった「逮捕」が多く行われるようになりました。
しかし、本件は性的姿態撮影等処罰法の撮影罪に該当せず、迷惑行為防止条例違反の盗撮だったこともあり、幸なことに逮捕はありませんでした。

逮捕となれば示談交渉に期限が設けられることになり、示談ができずに初犯でも罰金刑の前科がつくことになります。
盗撮を万一犯してしまった場合には、盗撮の弁護実績多数の弁護士泉義孝にご相談・ご依頼ください。