警察署 [公開日]2026年3月10日

大森警察署に逮捕された!面会、接見・差し入れする方法

大森警察署に逮捕された!面会、接見・差し入れする方法

大森警察署に逮捕された際、家族や親族は「面会・差し入れ」を行わなければならない事態に直面するかもしれません。
逮捕直後は弁護士以外との面会が制限され、刑事事件の正しい流れや面会の手順を知らないと、貴重な時間を無駄にしてしまいます。

本コラムでは、大森警察署での面会方法、接見禁止への対応方法、そして差し入れできるものの種類など、必要な情報をわかりやすく解説します。

1.大森警察署で逮捕〜勾留までの流れ

警察署で逮捕〜勾留までの流れ

大森警察署の管轄内で逮捕されると、まず大森警察署に身柄拘束され、警察による取り調べが始まります。
そして、逮捕後48時間以内に、警察は身柄を検察官に送致(送検)するか、釈放するかを判断します。送検された場合、検察官はさらに24時間以内に裁判所へ勾留請求を行うかどうかを決定します。

逃亡や証拠隠滅の恐れがあるなどとして裁判所が勾留を認めた場合、最初の勾留期間は10日間で、必要に応じてさらに最大10日間の延長が認められます。
つまり、逮捕から最長で23日間身柄が拘束される可能性があります。

この期間中、被疑者は原則として大森警察署の留置施設に収容されます。

勾留中は検察官による取り調べも行われるため、早期に弁護士に接見してもらい、適切なアドバイスを受けることが非常に重要です。自己判断で対応しようとせず、まず弁護士への連絡を最優先にしましょう。

2.大森警察署での面会・接見

(1) 大森警察署での一般面会

家族や知人・友人が身体拘束中の被疑者と面会するには、大森警察署の留置管理担当窓口に申し込む必要があります。

面会できる時間帯は平日の日中に限られており、土日祝日や夜間は原則として面会できません。また、1回の面会時間は15〜20分程度と短く、警察官が立ち会った状態での面会となります。面会できるのは1日に1組までです。

その日に面会が可能かどうかは、訪問前に電話で確認を取ることをおすすめします。

大森警察署の電話番号:03-3762-0110

なお、逮捕直後から勾留決定までの最大72時間は、一般面会が認められません。さらに、裁判所から「接見禁止命令」が出ている場合は、勾留中であっても弁護士以外との面会・手紙のやり取りが禁止されます。

(2) 弁護士による接見

弁護士による面会=接見は、一般面会とは法的に異なる権利として保障されています。逮捕直後であっても、接見禁止命令が出ていても、弁護士は原則としていつでも被疑者と面会することができるのです。

弁護士接見の最大のメリットは、警察官の立ち会いなしに、秘密が守られた状態で話せる点です。取り調べへの対応方法や黙秘権の行使、今後の見通し、起訴・不起訴に向けた活動など、身柄拘束中の重要なアドバイスをいち早く受けることができます。

まだ弁護士がいない場合は、当番弁護士制度を利用することで、1回限り無料で弁護士に接見してもらうことが可能です。各都道府県の弁護士会に連絡することで手配できます。

早期の弁護士接見が、その後の手続きを大きく左右します。

接見とは?|被疑者との接見は弁護士に相談を

[参考記事]

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3.大森警察署に逮捕された方への差し入れ

留置施設での生活は制限が多く、家族からの差し入れが被疑者にとって大きな支えとなります。
ただし、差し入れできる物品には厳しいルールがあるため、事前に確認しておくことが大切です。

【宅急便での差し入れの場合の宛先記載例】
〒143-0014 東京都大田区大森中1丁目1−16
大森警察署 “留置内” ○○○○(被留置者氏名)様

勾留中の生活・面会・差し入れについて

[参考記事]

勾留中の生活・面会・差し入れについて

(1) 大森警察署に差し入れ可能な物品

大森警察署では、以下のような物品の差し入れが認められています。
差し入れは留置管理担当窓口で手続きを行います。本人に直接渡すことはできず、必ず職員を通して届けられます。

  • 衣類:Tシャツ、スウェット、トレーナー、下着、短い靴下など(ベルト、ネクタイ、紐やジッパーなどの金具がついた衣類、パーカー、伸縮性のセーターなどは不可)
  • 本・雑誌:漫画、文庫本、娯楽書、実用書など(ホチキス留めやハードカバーのもの、問題集などは不可)
  • 売店での購入に使用できる現金:1回3万円まで等の制限あり
  • 日用品:メガネ、コンタクトレンズ、メガネケース、便箋・封筒・切手など手紙を書くための文房具、写真、手紙

(2) 大森警察署に差し入れできない物品

安全管理上の理由などから、以下のものは差し入れが禁止されています。

  • 食品類:生鮮食品、冷凍食品、缶詰、飲料、お菓子など、どのようなものでも一切差し入れ不可(警察署から食事が支給されるほか、現金を差し入れて自弁で購入してもらうことは可能)
  • 一部の日用品:化粧水や乳液、シャンプー・リンス、カミソリ、歯ブラシ、爪切り、マスク、タオル、市販薬など
  • 危険物:ガラス・金属製品、紐・ベルト類、工具類
  • 電子機器:スマートフォン、パソコン、ゲーム機、時計、その他通信機器
  • 娯楽用品:トランプ、ゲーム機、たばこ、アルコール類

ご不明な点は事前に大森警察署へ電話で確認することをおすすめします。

4.大森警察署で逮捕され弁護士に依頼するメリット

警察署で逮捕され弁護士に依頼するメリット 緊急接見費用

逮捕後に早期に弁護士へ依頼することは、その後の刑事手続きの結果を大きく左右します。

まず、刑事弁護により早期釈放の可能性が高まります。
弁護士は、検察官や裁判所に対して勾留請求への異議申し立てや釈放を求める活動を行います。身柄拘束が長引くほど仕事や生活への影響が大きくなるため、迅速な依頼が不可欠です。

次に、取り調べへの適切な対応ができます。黙秘権の行使や不利な自白を避けるためのアドバイスを受けることで、不当な供述調書の作成を防ぐことができます。
このような知識がないまま取り調べに臨むのは非常にリスクが高いと言えます。

また、弁護士ならば接見禁止中でも家族への連絡役になってもらえます。弁護士は接見禁止中も自由に被疑者と面会できるため、家族への状況報告や伝言を届ける橋渡し役を担ってくれます。

さらに、弁護士に任せれば不起訴・早期解決を目指せます。被害者との示談交渉や証拠の収集など、弁護士による活動によって無事に不起訴処分となるケースも少なくありません。

逮捕されたら、できる限り早く弁護士に相談することが重要です。

弁護士・泉義孝は多くの警察署で事件を解決してきた実績がありますので、安心してご依頼ください。
泉が刑事弁護を担当した警察署

5.事例:通勤途中に痴漢で身柄拘束→不起訴処分

ある日の朝、通勤途中であったAさんから、Aさんの父親に「身に覚えのない痴漢で大森警察に連れていかれそうになっている」との連絡がありました。
その連絡を受けたAさんの父親は、刑事弁護を依頼するため、泉総合法律事務所を訪れました。

依頼を受けた時点で、Aさんは逮捕されていました。

弁護士は早速Aさんに接見へ行き、その日の状況を伺いました。Aさんによると、「痴漢はしていない」とのことでしたので、その後の取り調べに対するアドバイスを入念に行いました。

翌日、弁護士は検察官に勾留しないよう求める意見書を提出いたしました。翌日には裁判官にも勾留決定しないよう求める意見書を出し、直接話もしたところ、勾留決定はされず、逮捕から2日後には釈放となりました。

迅速な対応が功を奏し、最終的には不起訴処分となりました。
このように、刑事手続きは速やかに進んでいきますので、刑事事件については、早期にご相談いただいた方が弁護士も活動できることが多いです。

(※事例内容については、弁護士の守秘義務に則り、実際の事案と事実関係や登場人物を改変しております。実際の相談例ではございませんのでご了承ください。)

6.大森警察署の基本情報・アクセス

名称 大森警察署
住所 〒143-0014 東京都大田区大森中1丁目1−16
電話番号 03-3762-0110
アクセス 大森町駅 徒歩5分
取扱時間 午前8時30分〜午後4時30分まで
土曜、日曜、祝日、年末年始の取扱いはありません。

【管轄】

太田区の内

  • 大森北1丁目から6丁目
  • 大森本町1丁目から2丁目
  • 平和の森公園
  • 京浜島1丁目から3丁目
  • 大森西1丁目から6丁目
  • 大森西7丁目(7番の一部、8番・9番を除く)
  • 大森東1丁目から5丁目
  • 大森南1丁目(4番・5番の各一部、6番から11番、12番・17番・18番の各一部)
  • 大森南2丁目(17番の一部、18・19番を除く)
  • 大森南3丁目から5丁目
  • 大森中1丁目から3丁目
  • 山王1丁目から3丁目
  • 山王4丁目(11番から20番を除く)
  • 南馬込4丁目(49番)
  • 中央1丁目から4丁目
  • 平和島1丁目から6丁目
  • 昭和島1丁目から2丁目
  • 東海1丁目から2丁目
  • ふるさとの浜辺公園

7.大森警察署に関するよくある質問(FAQ)

  • 大森警察署に逮捕された家族にすぐ面会はできますか?

    逮捕直後から勾留決定までの72時間は、一般の面会が認められません。まずは弁護士に依頼し、接見に行ってもらうことをおすすめします。

    勾留が決定した後であれば、平日の日中に限り一般面会が可能になります。

  • 接見禁止命令が出ていても差し入れはできますか?

    接見禁止命令が出ている場合でも、差し入れは禁止されません。しかし、手紙の差し入れは制限されるケースがあります。

    一方、弁護士を通じた接見は引き続き認められます。接見禁止命令が出ているならば、まず弁護士に状況を確認してもらうことが先決です。

  • 大森警察署への面会は予約が必要ですか?

    面会の予約は不要ですが、面会できる時間帯や人数に制限があるため、事前に大森警察署へ電話で確認してから訪問することをおすすめします。

    また、身分証明書を持参する必要がありますので、忘れないようにしましょう。

  • 大森警察署で逮捕されると必ず起訴されてしまうのですか?

    逮捕されても、必ずしも起訴されるわけではありません。弁護士による示談交渉や意見書、本人の反省文の提出などによって良い情状が積み重なれば、罪状によっては不起訴処分となるケースも多くあります。

    逮捕後できるだけ早く弁護士に相談することが、不起訴を目指すうえで非常に重要です。

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