深夜の電車内で泥酔・痴漢→示談で不起訴
[事例 535] 性・風俗事件 痴漢
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性別 | 男性 | 相談に至った 経緯 |
・前科をつけたくない・不起訴にしてほしい ・示談したい |
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年齢 | 40代 | |||
職業 | 会社員 | |||
罪名 | 迷惑防止条例違反 | |||
弁護活動の結果 | 不起訴 |
背景
仕事が終了後、多量の飲酒をして電車に乗車し、意識朦朧状態で近くの女性に痴漢行為を行い、警察からの呼び出しを受けて弁護士泉義孝に弁護依頼がありました。
弁護士対応 - 被害者と示談交渉
被疑者は何となく被害者に触った記憶がある程度でしたが、粘り強く捜査をして被疑者を特定した警察からの呼び出し電話で事件概要を聴き、ある程度事情が分かり、罪を認めることにしました。
ただ、詳細な事情は被疑者には不明でしたので、弁護士泉義孝に警察から被害者の連絡先を開示してもらい、被害者との示談交渉初回で被害者からの話で事実関係の全容がわかりました。
しかし、被害者の話には、意識もうろうとした被疑者からの話からは想定していないことも多々あったことから持ち帰り、被疑者本人に再度打ち合わせを行い確認をした上で再度示談交渉に臨みました。
結果 - 示談成立・不起訴
被害者にご理解いただき無事示談が成立、不起訴処分を勝ち取りました。
泥酔状態での犯罪は意識がないことから故意がないとか責任能力がないから無罪と考える方がいるかもしれませんが、犯行時には意識があるからこそ犯行を行えたのです。
警察に任意同行されて被疑者が事件について記憶がないと供述すると逃亡の恐れがあるとして逮捕され3日間は身柄拘束を受け、場合によってはさらに10日間勾留される恐れがあります。
そうなると無断欠勤となりさらには会社に事件が発覚して解雇の可能性もあります。
そのような状況に置かれた場合には、泥酔状態での犯罪の弁護経験・釈放実績豊富な弁護士泉義孝にご相談・ご依頼ください。